メジャーリーグGMミーティング開幕を翌日に控えた日本時間7日にアリゾナ州のミーティング会場に各球団の編成責任者らや代理人が集まった。

注目はエンゼルスからFAとなり全30球団との交渉が可能となった大谷翔平投手(29)の新たな契約先。FA初日でミーティング開催前ということもあり、関係者の口は重く「このミーティングの主役は大谷翔平」と話してくれた。

総額5億ドル(約750億円)とも噂される大谷の契約に、ある代理人は「二度目の右肘手術をしたことで投手としての計算が立たない。長期契約はあっても3年から5年でオプトアウトの条項がつくのが現実的ではないか」と予測。

また、初の世界一に輝いたレンジャーズは右肘手術の手術で来季、投手としてめどが立たない大谷ではなく、山本由伸(25・オリックス)に興味があることを明かした。山本の代理人を務めるジョエル・ウルフ代理人は「今は話すことはない。近いうちにみなさんとお話しできればと思っている」とコメント。