じゃこ天は“貧乏くさくない” 価格は20年で、約5倍に

南波キャスター:
一方の「ふるさと渋谷フェスティバル2023」では、秋田のきりたんぽ鍋も、5日には、730杯と過去最高に売れたということです。

きりたんぽ鍋の店には、愛媛県民が続々と来店したということです。県民同士は和解ムードです。

「貧乏くさい」発言があったじゃこ天ですが、まったく貧乏くさくありません。

じゃこ天1枚(約55g)に、何匹の魚(ほたるじゃこ)を使うのかというと、10匹くらい。

価格は1個250円前後。ほたるじゃこ自体の値段も上がってるということで、20年で、5倍くらいにまで値上がりしてるそうです。

骨や皮ごとすり潰すので、風味が強いというところから、愛媛では、「じゃこ天うどん」や「じゃこ天みそ汁」が定番。

じゃこ天だけで十分に出汁が取れるので、出汁をいかした「じゃこ天炊き込みご飯」や肉の代わりにじゃこ天を入れた「じゃこ天カレー」なんていうものも親しまれているそうです。

今回、物議を醸したじゃこ天ですが、秋田県の佐竹敬久知事の提案で、11月15日、東京・有楽町で、四国4県と秋田県の共同物産展が開催されます。

佐竹知事も出席の意向です。ちなみに、この日は、知事の誕生日だということです。