以前は廃棄されていたハロウィーンで使われたカボチャが、有効活用されています。

安曇野市の羊の放牧地にやってきた1台の軽トラック。


荷台に乗っているのはカボチャのようですが、実は、ハロウィーンでおなじみのカボチャの飾り「ジャック・オー・ランタン」で、6日に「餌」として羊たちに与えられました。

カボチャは10月末に旧国鉄篠ノ井線の廃線敷で開かれたハロウィーンイベントでトンネルの中に飾られたもので、地元の小学生や保護者たちが手作りしたものです。

以前はイベントが終わると廃棄していたそうですが、「もったいないから再利用できないか」という話が持ち上がり、2021年から、羊の餌として有効活用されるようになりました。

安曇野市観光課 赤羽勇輝さん:
「児童の皆さんが作ってくれたものをただ捨てるのではなくて再利用したいということが発端にあったと思うが、今は時代が追い付いてきてSDGsという流れがあってより時代にマッチした取り組みなのでは」


普段は主に牧草を食べているという羊ですが、広い放牧地にカボチャの飾りがひとつずつ置かれると、奪い合うようにむしゃむしゃと食べていました。

羊を飼っている農家=大堀洋幸さん:
「カボチャね、珍しいものということで結構いっぱい食べて、うれしいと思いますね。春にいい子羊をたくさん産んでくれたらいい」

秋のごちそうに満足そうな羊たち。

今年は20個のカボチャのランタンが餌として運ばれ、順次、与えられるということです。