優勝校が都大路への切符をつかむ長野県高校駅伝大会が5日、行われました。
レースは女子は長野東、男子は佐久長聖の強豪校が圧勝しましたが、全国の舞台に向けて弾みを付けられたのでしょうか?


2022年の都大路で初めて全国の頂点に立った長野東。

優勝を経験したメンバーの1人、2年生の窪田舞選手が1区から大きくリードします。


2区と5区に1年生も起用した5人でタスキを繋ぎ、一度も首位を譲ることなく、1時間11分17秒で、17回連続の優勝を果たしました。

横打史雄監督:
「良かった点としては1年生の2人に関しては想像以上走りをしてくれました」

全員が区間1位の走りを見せて都大路への切符を手にしましたが、体調不良や故障など状態が上がらない選手が多くいるなど課題も残ります。

横打史雄監督:
「今年1年、狙った大会で力を発揮できないというのが続いているので、大きな反省点かなと思う」

エースでキャプテンの名和夏乃子(なわかのこ)選手。

今回はけがの影響でサポート役に回りましたが、復調に向かっていて、全国大会では「チームの柱」としてレースに臨む気持ちです。


名和夏乃子選手:
「都大路では1区でもアンカーでもどこでも、しっかりとチームの目標を達成するための走りができるように残りの期間、合わせていけるようにしたいと思います」