松本市の交番で、長野県内で初めて、異常事態を自動で識別できる人工知能を搭載したカメラの運用が始まりました。

松本市内の3つの交番で11月1日から運用が始まったのは、人工知能=AIを搭載したネットワークカメラです。


交番と管轄する松本警察署を常時繋いでいて、交番内に設置されたカメラとマイクで叫び声や破裂音などを検知すると、警察署の警報が自動で鳴る仕組みとなっています。


巡回などで交番の警察官がいない場合にもスピーカーを通じて松本署とやりとりができるため、緊急時の対応の強化や業務の効率化、交番の安全対策にもつながるとしています。

県警は、今年度中に県内36か所の交番で運用を始め、3年間ですべての交番に設置する計画です。