「玄米コーヒー」の特徴は、ノンカフェイン
また、玄米をまるごと使っているため、ミネラルや食物繊維も豊富に含まれています。
サンプラスでは鹿児島県のお茶農家で生産された「玄米コーヒー」を、ティーバッグに加工したり袋詰めしたりする作業を請け負っています。
玄米コーヒーの製造に携わっている河野裕太さん。
ティーバッグに加工する製造機の担当をしています。

この日は、およそ2000個のティーバッグを製造しました。

(施設利用者・河野裕太さん)「職員さんに教えてもらってそれからそれに習ってノートに書いているので、それを見ながら忘れたら体で覚えていきます」
「玄米コーヒー」という体に優しい新たな商材を取り扱うことが、施設の利用者にとって仕事のやりがいにつながっているといいます。
(田尻記者)「玄米コーヒーという珍しいものを河野さん自身作られていますけど」
(施設利用者・河野裕太さん)「初めてやるので、最初はできるかどうか心配だったんですけど、今はできて嬉しいです」
(職業指導員・谷川文康さん)「最初は、ミスが多かったりはあったんですけど、自分なりに工夫してもの凄く進歩して、いまでは任せっきりになるくらいになってしまいました」

障害者就労支援施設で心を込めて作られている「玄米コーヒー」。
健康志向が高まる中、さらに注目を集めそうです。
(サンプラス・山田公次 代表)「(障害者が)働ける場を増やしていって一般の方と変わらず発揮できる場を、やれることは限られるかもしれませんけど、そういうところを増やしていければと思っています」

「玄米コーヒー」は宮崎空港内の「ひむか屋」と、高鍋町の「ママンマルシェ」で購入することができます。