岩手県立図書館に3日、震災復興や防災について学ぶことができる専用のスペースがオープンし、記念のセレモニーが開かれました。

県立図書館にオープンしたのは、東日本大震災の被害や復興の歩み、防災について学ぶことができる専用のスペース、「I―ルーム」です。
3日は県教育委員会や県立図書館の職員などおよそ20人が出席してセレモニーが開かれ、オープンを祝いました。
「I―ルーム」は、およそ1万点の震災や防災に関連する本や資料が閲覧できるほか、復興関連の写真やパネルも展示されていて、事前に予約することで団体での利用も可能です。
3日はさっそく盛岡市の黒石野中学校の2年生7人が利用しました。

(県立図書館 森本晋也 館長)
「I-ルームの特徴は、対話ができる環境を作っていますので、ぜひみんなで気付いたところを出し合って、学びあって欲しいと思っています」

県立図書館では今後、I―ルームを使って、震災に関するワークショップや、講演会を実施する予定です。