1日夜に秋田市で発生した突風について、秋田地方気象台は「竜巻の可能性が高い」と発表しました。

気象台によりますと1日午後11時半ごろ、秋田市新屋朝日町から新屋豊町で突風が発生し、精米施設が横転したり住宅の屋根瓦がはがれたりする被害が確認されたということです。気象庁の機動調査班が現地を調べた結果、発生当時に積乱雲が付近を通過中だったことや、被害が確認されたエリアが帯状だったこと、1分程度のごく短い時間で発生したことなどから、この突風は竜巻の可能性が高いとしました。風速は約35m/sと推定され、竜巻の階級を示す日本版改良藤田スケールでは最も階級が低い「JFL0」に該当するということです。