伐採や植林、夏場の草刈りなど、多くの労働力が必要な林業。
しかし、今、労働力不足に頭を悩ませています。
そうした中、今回の植林に加わったのは…
農業法人の従業員:
「普段はレタスを作ってます」
「レタスキャベツですね」
須江林産は、御代田町の大手農業法人トップリバーに労働力の提供を相談。
農業法人のある悩みを解決する狙いもありました。
須江林産・土屋次長:
「冬場の作物の作付けっていうのがやはりできない。冬場の雇用の継続っていうのが難しい」
「そこから話がつながって今日に至りました」
この日はトップリバーの従業員など、普段は農業に携わる7人が植林作業に参加しました。
農業法人の従業員:
「冬の仕事どうしようかなって思っていたところだったんで」
「やっぱ初体験なんでもう楽しいっすね」
この山では、およそ6.4ヘクタールに1万5千本のカラマツの苗木を年内に植える計画です。
須江林産・土屋次長:
「きょうが初めて試みとしての第一歩なんですけれども、林業と農業の協業っていうんですかね、頑張っていきたいなと思っています」
労働力が不足する林業と、年間を通じた雇用に課題を抱える農業のタッグ。
今回の植林では県の担当者も指導にあたっていて、今後、労働力確保のモデルケースにしたいと話しています。
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