宮崎県えびの市にある「えびの高原荘」とアイススケート場の来年度以降の指定管理者が決まっていないことを受けて、宮崎県は、条件を見直したうえで再び公募することを明らかにしました。

これは、2日の県議会商工建設常任委員会で、県側が説明したものです。

県営国民宿舎えびの高原荘と隣接するアイススケート場は、現在の指定管理者が今年度までで撤退することになっていて、県が9月までに新たな指定管理者を募集しましたが応募がありませんでした。

これを受け、県は、施設などに通じる県道1号が硫黄山の火山活動の影響で通行止めが続いていることから、通行止めで減少した収入を県が補助することなど条件を見直し、再び公募することにしました。

(宮崎県観光推進課 河村直哉課長)
「まずは民間事業者に関心を持ってもらうことが必要なので、(条件変更などに)関心を持ってもらい、一緒にえびの高原全体を盛り上げていく事業者が見つかればいい」

指定管理者の再公募は、今月8日から行われます。