もし盲導犬ユーザーが困っていたら?
盲導犬は「角」と「段差」、そして「障害物」の3つを教えるという仕事を組み合わせて、誘導しています。
例えば、この郵便局に行きたい場合、視覚障害者は、2つ目の角を左に曲がるという地図をイメージしています。
一緒に歩く盲導犬は、ここまでの道のりにある角をユーザーに伝え、障害物があれば、それも合わせて教えます。つまり、ユーザーと犬は協力しながら、目的地へと向かっています。

ある盲導犬ユーザーは「目的地に着くまでの苦労を半分に、目的地に着いた時の喜びを2倍にしてくれるのが盲導犬です」と話しています。
街で見かけた際には、こんなところに注意してください。声をかけたり、じっと見たりしない。食べ物を見せたり、あげたりしない。なでたり、ハーネスを触ったりしない。自分のペットと近づけない。

日本盲導犬協会では、すぐにできるお手伝いは「そっと温かく見守ること」、もし困っているようであれば、いきなり盲導犬を触らずに、まずはユーザーである人に声をかけてほしいと呼びかけています。















