長期金利の上昇で定期預金の金利も上がります。三菱UFJ銀行は、10年の円建ての定期預金の金利をこれまでの100倍となる0.2%に引き上げると発表しました。

三菱UFJ銀行が金利の引き上げを発表したのは、円建ての定期預金の金利です。

今月6日から、▼5年・6年の金利は0.002%から0.07%に、▼7年・8年・9年は0.002%から0.10%に、▼10年については0.002%から0.2%に引き上げ、2012年以来11年ぶりの水準となります。

今年7月に日銀が長期金利の上限を事実上1%に引き上げてから、長期金利が上昇を続けていることを反映した形です。

また、きのう日銀が長期金利に関する政策運用の修正を決めたことで、さらに長期金利が上昇する可能性があり、それに合わせて、定期預金の金利も一段と引き上げられるかもしれません。

今後、他の大手銀行でも長期金利の上昇を受けた金利の引き上げに追随するかが注目されます。