日本銀行は、3か月前に修正した大規模緩和策の再修正を決めました。
植田和男 日銀総裁
「副作用が発生してからというよりは、その少し前の段階で動きたい」
日銀は今年7月、長期金利の上限を事実上、1%に修正しました。
しかし、今回、上限を1%「めど」とし、1%を一定程度超えることを容認すると決めました。
わずか3か月で再び修正に踏み切った日銀。その背景にあるのは、“想定外”の長期金利の上昇圧力です。
植田和男 日銀総裁
「長期金利が1%まで上昇することは想定していないが、念のための上限キャップとして1%とした」
7月、植田総裁はこのように話していましたが、その後、アメリカの長期金利が急上昇したのにつられて日本の金利も上昇。きのう、0.955%と上限の1%に肉薄しました。
上昇圧力がかかるなか、無理に金利を抑え込もうとすると、円安に拍車がかかるなど副作用が大きくなる可能性があるため、今回の修正に踏み切りました。
しかし、3か月という短期間で見直したことで、市場では「また日銀が修正を迫られるのでないか」との思惑が広がり、市場との攻防戦に発展する可能性もあり、日銀の難しい舵取りが続きます。
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