岩手県漁連は31日、大船渡湾東部海域産のホタテガイについて、5か月ぶりに出荷の自主規制を解除したと発表しました。一方、県内では3つの海域でホタテガイの自主規制が続いています。

自主規制が解除になったのは、大船渡市の一部がエリアの大船渡湾東部海域です。この海域では国の規制値を超える貝毒が検出され、今年5月30日から出荷の自主規制が続いていました。今月17日から3週連続で規制値を下回ったことから、県漁連が31日付で自主規制を解除しました。
一方、県内に12ある海域のうち3つの海域では、今年2月から5月にかけてホタテガイの自主規制が続いています。

<岩手県内の自主規制継続海域>
〇釜石湾 2月21日~
〇大船渡湾西部 3月21日~
〇南部(大船渡市の一部と陸前高田市) 5月2日~