■野球日本代表 侍ジャパン0ー1巨人 練習試合 (10日 宮崎・SOKKENスタジアム)

井端弘和監督(48)が率いる侍ジャパンは初めての対外試合となった巨人との練習試合で完封負けを喫した。打線は序盤に好機を作るも得点を挙げれず、3回以降は2安打に終わった。先発の巨人・赤星が1点を失うも投手陣は西武・隅田、楽天・早川、ロッテ・横山の継投は無失点に抑えた。試合後は延長10回無死一・二塁から始まるタイブレークの練習を行った。

侍ジャパンは11月16日から東京ドームで開催される「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」に向けて、宮崎で直前合宿を行っている。

先攻のスタメンは1番レフト・藤原(ロッテ)、2番センター・岡林(中日)、3番セカンド・小園(広島)、4番DH・牧(DeNA)、5番ファースト・秋広(巨人)、6番ライト・万波(日本ハム)、7番キャッチャー・坂倉(広島)、8番ショート・門脇(巨人)、9番サード・野村(日本ハム)のオーダーで挑んだ。

阪神・佐藤輝、森下とオリックス・野口がこの日からチームに合流した。

巨人先発の右腕・松井颯(23)は今季8試合に登板し1勝1敗、防御率3.26。打線は1回に藤原のヒット、岡林は右飛、小園がヒットで1死一・二塁とするも牧は二ゴロ併殺打に倒れる。

侍ジャパン先発は巨人・赤星優志(24)今季は12試合に先発登板し5勝5敗、防御率3.39。

赤星は1回に立岡を空振り三振、萩尾にヒットも吉川を二ゴロ併殺打に打ち取る。

2回の攻撃では秋広、門脇、野村と3本のヒットで2死満塁の好機も藤原は一飛で先制できない。

赤星は3回1死から増田陸と菊田に連打され立岡の右飛で2死一・三塁に。萩尾にセンター前にタイムリーを運ばれ1点を先制される。

赤星は3回を投げ34球、4安打、無四死球、3奪三振の1失点(自責1)で降板。4回から2番手は西武・隅田知一郎(24)。

隅田は岸田にツーベース、中山に四球で2死一・二塁も増田陸を空振り三振に斬って取る。隅田は2イニングを1安打、1四球、3奪三振で無失点に抑える。

打線は3回以降は巨人の松井から堀田の継投の前に6回まで1安打に抑えられる。

6回から3番手で楽天・早川隆久(25)、1死から岡田にヒットを打たれるも岸田を三ゴロ併殺打に仕留める。

打線は巨人の救援陣に7回は万波、途中出場・古賀、門脇と三者凡退。8回も野村、藤原、岡林と3人で終わる。

早川は3イニングを2安打、無四死球、1奪三振で得点を与えず。

9回の攻撃で先頭の途中出場・オリックス野口の三ゴロを中山がファンブルし出塁。続く牧は左飛、秋広も左飛も万波のヒット、古賀の四球で2死満塁の絶好機に門脇のレフトへの打球は立岡に好捕された。

9回は特別ルールでロッテ・横山陸人(22)が三者凡退に抑えた。

「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」出場選手は24歳以下(99年1月1日以降生まれ)または入団3年目以内、オーバーエイジ枠は29歳以下(94年1月1日以降生まれ)で3名まで。

侍ジャパン・メンバー *はオーバーエイジ枠

≪投手 12名≫
早川隆久(25 楽天)
隅田知一郎(24 西武)
赤星優志(24 巨人)
佐藤隼輔(23 西武)
横山陸人(22 ロッテ)
吉村貢司郎(25 ヤクルト)
*田口麗斗(28 ヤクルト)
及川雅貴(22 阪神)
桐敷拓馬(24 阪神)
*今井達也(25 西武)
清水達也(24 中日)
根本悠楓(20 日本ハム)

≪捕手 3名≫
古賀悠斗(24 西武)
*坂倉奨吾(25 広島)
石橋康太(22 中日)

≪内野手 6名≫
牧秀悟(25 DeNA)
野村佑希(23 日本ハム)
佐藤輝明(24 阪神)
野口智哉(24 オリックス)
門脇誠(22 巨人)
小園海斗(23 広島)

≪外野手 5名 ≫
藤原恭大(23 ロッテ)
森下翔太(23 阪神)
秋広優人(21 巨人)
岡林勇希(21 中日)
万波中正(23 日本ハム)

■カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023
11月16日 台湾vs日本 @東京ドーム 19:00
11月17日 日本vs韓国 @東京ドーム 19:00
11月18日 豪州vs日本 @東京ドーム 12:00
11月19日 3位決定戦・決勝