板柳町議会の佐藤文俊議員が町の職員に対してセクシャルハラスメント行為をしたとされる問題で、町議会は30日の臨時会で佐藤議員の辞職勧告決議案を可決しました。佐藤議員は辞職しない意向を示しています。

板柳町議会の佐藤文俊(さとう・ふみとし)議員は、数年前から町の女性職員複数人に対して、体を触るなどのセクハラをしたと指摘されています。この問題を受け、30日の臨時議会で佐藤議員に対する辞職勧告決議案が提出され、賛成多数で可決されました。

※辞職勧告を受けた佐藤文俊 板柳町議
「今回の処分は議員の地位を利用したということでここ数年の事だと思います。その間ハグなどしたことはありませんキスもありません、ただし言葉は少しすぎた部分もあったかもしれないが、私自身は悪意と悪質は違うかもしれないが決して悪意は無かった」

決議に法的な拘束力はなく、佐藤議員は辞職せずに活動を続けるとしています。一方、町では議員を対象とした研修会を行うなどして、再発防止と信頼回復に努めるとしています。