新潟県で作られた暑さに強い品種、「新大コシヒカリ」など、米どころ・新潟では気候変動に負けない、新たなコシヒカリの開発が進められています。

ブランド米“魚沼産コシヒカリ” 気候変動で水田に異変が…

新潟が誇るブランド米「魚沼産コシヒカリ」の産地、南魚沼市。収穫の秋、水田である異変が起きていました。灰色になったこの稲です。

南魚沼市の農家 高村良一さん(65)(新潟・南魚沼市 9月)
「水が一番いる出穂期に水がなかったので、このような状態になっています」

原因は、夏の猛暑と水不足でした。

8月の新潟市は月の半分以上が猛暑日で、平均気温は30.6℃と観測史上最高に。また、雨は例年の1パーセントほどの2ミリしか降らず、ダムや川が干上がりました。

その影響はコメの品質に色濃く出ました。