焼型鋳造の高い技術を持つ人間国宝の大澤(おおざわ・こうみん)光民さんが亡くなりました。

(VTRスタート)大澤さんは今月18日に左脚を骨折し入院。その後、体調を崩しきょう午前6時すぎ肺炎と心不全のため病院で亡くなりました。82歳でした。

大澤さんは高岡市の伝統的な技法のひとつ焼型鋳造(やきがたちゅうぞう)の第一人者で、1980年に独自の技法「鋳(い)ぐるみ法」を生み出し新しい作風をつくりだしました。その後、数々の賞を受賞し2005年に人間国宝に認定されました。

通夜はあす30日午後7時から葬儀はあさって31日正午からセレモニーホール高岡で行われます。