地域の住民が協力して地震や大雨などの災害に備えようと、長野県松本市で29日、防災を学ぶイベントが開かれました。

松本市の松本大学で行われた「にいむら防災フェスティバル」には、新村地区の住民と大学生などが参加しました。

イベントは、近年、大規模災害が頻発していることから住民の防災意識を高めようと初めて開かれ、実際に段ボールベッドを組み立てたり、簡易的な担架を作って人を運んでみたりと、住民と大学生が協力しながら取り組んでいました。

会場では「火事だー」と大きな声で叫んで声量を測る「大声競争」という少し変わったブースもあり、参加者は楽しみながらも防災について学び、いざという時に備えていました。