松本市を中心に活動する全盲のドラマーが率いる4人組バンドが、長野市で初めてとなるコンサートを開きました。

長野市のサンアップルでコンサートを開催したのは、4人組バンドの「蒼星(そうせい)バンド」。

バンドのリーダーは、全盲でありながらドラムを担当する中田芳典(なかたよしのり)さんです。

中田さんは網膜色素変性症(もうまくしきそへんせいしょう)という網膜の機能が徐々に低下する病気で26歳頃から視力を失いました。

それでも元々好きだった音楽活動を続けてきて、2016年に松本市で友人らと一緒に蒼星バンドを結成。

満を持して、長野市での初のコンサートを迎えました。

中田さんたちは、今後も県内各地でコンサートの開催を目指して活動していくということです。