「いまだに事件の時の感覚を思い出す」
全国学校事故・事件を語る会 代表世話人 内海千春さん
「一番困ったときに、一番邪魔になるのは感情なんですよ。いまだに思い出すのも嫌だけど事件のときの感覚…」

息子はなぜ、死を選ぶほど追い詰められたのか―
詳しい要因を調べる沖縄県が設置した第三者委員会の調査結果を待つ2人に、会の代表世話人、内海千春さんが声を掛けました。
内海さんもまた、29年前、教員から受けた暴行を苦に息子が自殺しました。長い年月が経っても、いまだにつらさは消えません。
全国学校事故・事件を語る会 代表世話人 内海千春さん
「今でもあの時のつらさ、切なさはあります。こらえるんです、こらえた上で何を望むんだ自分はと」

金城さとしさん(仮名)
「ふと思います。ずっと、もしかしたら死ぬまで(息子の死を)パッと思うことがあるんだろうなって、それに耐えて進んでいかないといけないんだなっていう思いは少ししました」