「総裁選の時に減税の話は出ていなかった」

さらに今回の減税策は「総裁選で重要な政策案件として出していなかったもの」と指摘し、防衛費の増額と異次元の子育て支援の財源論について結論が出ていないとしたうえで「国政を安定化させるという意味では2つの財源確保を与党の合意を踏まえて進めていく方が丁寧だ」と述べました。

会見に臨む馳知事

また、27年間の議員経験から「税制改正については多面的な評価のうえ与党でたたいて対応するというのが私が自民党の国会議員として学んできた作法」とした一方で、「総理がその方針でやると言ったらみんなで協力をするのもこれもまた自民党であり、与党であり、政府の責任。各種委員会で議論のうえ落とし所を探ってほしい」と述べました。