逮捕された4人は知人関係で、警察は、ウクライナ国籍のスミルノブ容疑者が富山市で機械部品の輸入業を営むロシア国籍の容疑者に会社で荷物を受け取るよう持ちかけたとみています。
富山県内で発覚した覚せい剤密輸事件としては4件目で、今回の事件は過去最多の押収量です。大阪税関の管轄内でも2022年以降に摘発した薬物密輸事件のなかでは、最大規模となっています。


警察は捜査に支障が出るとして4人の認否について明らかにしていません。この4人の薬物検査の結果は陰性で、また、4人はいずれもメキシコへの渡航歴がないことがわかっていて、事件の背景に組織的な関わりがないかなど捜査を進めています。