さらに加害者に対する恐怖にも怯えます。
(和田さん)「お墓のある長野県を離れたくありませんでしたが、加害者側から何をされるかわからない恐怖から3年後家族で夫の元へ転居しました」
「理解が深まり、犯罪を生まない安心して暮らせる社会に」
こうした経験から和田さんは、子どもへのカウンセリングや学校での長期的な支援、それに地域の人の理解を広めるために、被害者支援に特化した条例の必要性を訴えました。
(和田さん)「地域住民の被害者等への理解が深まり、犯罪を生まない安心して暮らせる社会となることを願っています」
犯罪被害者の支援条例が制定されている長野県内の自治体は15市町村と全体の2割以下にとどまり、全国的にみても少ない状況です。
被害者に寄り添う柔軟な支援の在り方が広く求められます。














