仙台市内の男子大学生が卒業と同時に起業し、市内にじゃじゃ麺の店をオープンさせようと奮闘しています。なぜ「じゃじゃ麺」なのか?男性の起業にかける思いを取材しました。
夢は飲食店の経営者 勝負メニューは「じゃじゃ麵」
「いらっしゃいませ!じゃじゃ麺はいかがですかー」
10月14日、仙台市の東北工業大学の大学祭で「じゃじゃ麺」を振舞っていたのは、4年生の高橋楓悟さん(22)です。ブースには高橋さんが作るじゃじゃ麺を求め多くの人が列を作っていました。
高橋さんは、経営コミュニケーション学科で主にマーケティングと人的資源管理論を学んでいます。夢は飲食店の経営者。来年3月に卒業した後、すぐに起業して飲食店をオープンさせる予定です。

高橋楓悟さん:
「私自身、社会経験をせずに卒業と同時に起業する予定だったので、そのマーケティングとかの知識を大学の4年間で得てから万全の態勢で起業したいと考えました。」
高橋さんが自分の店を立ち上げたときに、提供しようと考えているのが「じゃじゃ麺」なのです。じゃじゃ麵は、うどんに肉味噌、キュウリを乗せて食べる岩手県盛岡市の郷土料理です。

ラーメンなど他にも麺料理がある中で、高橋さんはどうして「じゃじゃ麵」を勝負メニューに選んだのでしょうか?