『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の世界遺産登録から今年で5年となるのを記念して、このほど五島市の久賀島で島の中を巡りながら清掃活動をするクリーンウォークが行われました。


潜伏キリシタン関連遺産の構成資産の一つ『久賀島の集落』で行われたクリーンウォークは世界遺産登録5周年を記念して県が主催したもので、島の内外からおよそ50人が参加しました。

一行が最初に訪れたのは明治初期の弾圧で42人の信徒が殉教した『牢屋の窄』


その後、およそ140年前に建てられ国の重要文化財にも指定されている旧五輪教会堂を見学し、いまも島に残る信仰の歴史に触れたあと、近くの海岸で漂着ごみなどを拾い集めました。

参加した小学生:
「久賀のことを詳しく知れたし、色んなゴミがあって掃除できて良かったと思います」

潜伏キリシタン関連遺産のクリーンウォークは、11月、長崎市の出津周辺や南島原市の原城跡周辺でも行われることになっています。