25日朝、佐世保市で寄港中の原子力潜水艦からの放射能漏れ事故を想定した訓練が行われました。

(訓練)「放射能監視装置におきまして一時間当たり100ナノグレイの測定値を確認しています」

訓練は原子力潜水艦が寄港中の佐世保港内で平常値を上回る放射線の数値が検出されたという想定で行われました。

「原子力災害に備え住民の皆様は屋内に避難をしてください」

訓練では原子力潜水艦が接岸する赤崎岸壁から半径500メートル圏内の住民の避難が行われました。


住民は避難所となる公民館にバスで移動した後、市の職員から線量計で検査を受けました。

訓練に参加した住民:
「今まで相当佐世保に原子力空母も潜水艦も入ってきたけど絶対に放射能を出さないということでそれを信じていますから別に不安はありません」

訓練に参加した住民:
「いつ何時放射能漏れあるかどうかわかりませんからやっぱり不安は内心ありますね」

アメリカ海軍は原子力艦艇の安全は保たれているとして今回も訓練に参加しておらず、市では今後も外務省などを通じて参加を呼びかけたいとしています。