被告は罪状認否で一言も発することはありませんでした。
証言台に検察官が起訴状を確認しに行くと被告は小さくうなずきました。
弁護側は起訴内容はおおむね認めましたが、次女への殺意はなかったと起訴内容の一部を否認しました。
続く冒頭陳述で検察は犯行の動機を指摘します。
検察官「一方的に好意を抱いた長女に交際を断られて怒りを募らせ精神的・肉体的に痛めつけるため全く関係のない家族を皆殺しにしようとした」
事件のいきさつの説明の際、被告は両手で耳を塞ぎ、微動だにせず席に座っていました。
冒頭陳述の最後に検察は…
検察官「犯行動機に不合理さはなく、計画して犯行に及び、状況に応じて一貫して行動していた」
休憩を挟み、午後1時10分から始まった弁護側の冒頭陳述。まず被告の家庭環境を語りました。














