25日、富山市のワイナリーでは今年採れたブドウで醸造したワインの新酒が完成しました。猛暑を乗り越え、濃い味わいに仕上がったようです。
やまふじぶどう園(富山市婦中町)に併設されたホーライサンワイナリーでは、25日朝から赤ワインの新酒「ヌーヴォー」の瓶詰め作業が始まりました。

ワインには9月下旬に収穫された「マスカットベーリーA」と呼ばれるブドウを使用。2023年は春に降った雨で収穫量が落ち、夏の猛暑と水不足で果実の水分量が減ったということですが・・・。

ホーライサンワイナリー・山藤智子社長:
「雨不足、水不足。これがワイン用にはすごくよくて、今年は芯のあるような、ゆっくり飲んでも楽しんでいただけるワインに仕上がっています」



嘉藤奈緒子アナが試飲してみました。
嘉藤奈緒子アナ:
「すごい!ブドウの香りが、とっても濃いですね!いただきます。酸味と甘みのバランスがちょうどいいです。飲み口が軽くてフレッシュです」


新酒のワインは、500ml(参考価格1680円・税抜)と720ml(参考価格2300円・税抜)で計7000本が用意され、11月1日から県内のスーパーや酒店で販売されるということです。
