高校生が自ら地元の課題を探究し、その成果を報告する研究発表大会が宮崎県日南市で開かれました。
日南高校では、地元で抱える課題解決を目指して、市役所職員や関係機関の助言をもとに1年間、調査・研究を行ってきました。
発表会では、普通科の2年生、5つのグループが研究の成果を発表。
このうち、川越康史郎さんのグループは、「災害に強い街にしよう」というテーマで高齢者や乳幼児のために避難所の整備を見直すことを提案しました。
(日南高等高校2年 川越康史郎さん)
「今回の研究で様々な避難所の場所とか、自分たちの住んでいる地域の近くの高齢者の方々に対して、実際に災害がおきた時に少しでも気にかけてあげることができたり、普段からどこが避難所なのか確認しておくということが大切だと思いました」
日南高校では、こうした取り組みを通じて地域が抱える課題について理解を深め、課題研究や発表の方法を学んでほしいということです。














