テルアビブ中心部に掲げられている写真

小川彩佳キャスター:
VTRに1400枚の写真がありましたが、改めて、犠牲の大きさ、そのむごさというのが伝わってきますね。

23ジャーナリスト 須賀川拓 記者:
そうですね。まず、VTRで紹介した1400枚の写真はもう既に亡くなった方たちがほとんどなんですが、今、私の後ろにあるのは、テルアビブ中心部に掲げられている写真。これ全員人質に取られている人たちなんです。小さな子どもの写真もあります。

そして、ここを見てみると、「TOP PRIORITY(最優先)」って書いてあるんです。先ほど話を聞いたんですが、要するに、ここに集まってる人たちの家族の多くは、「今は戦うときじゃない」「まずはこの人質を返すために双方の指導者が会話をしてほしい」というふうに、皆さんかなり強く言っていました。なので、本当に厳しい状況にいるなと思っております。

また、先ほどの1400枚の写真の話に戻すんですが、そこにいる人たちの家族っていうのは、また別の感情なわけなんですよね。要するに、家族を殺されていますから、かなり強い処罰感情がある。しかも、あそこには1人1人の顔が掲げられてることによって、集まった人たちはやっぱり非常に同情的になるような場所でもあるわけなんですね。

亡くなってる人たち1人1人に顔がある。それはもちろん当然のことなんですが、一方で、今のガザの状況を見てみると、多くの方が亡くなっていますが、ちゃんと弔うこともできない。1人1人の顔を思い出すこともできない。連続の空爆の中で、次々と人が亡くなってしまっている。そういった状況もあるということを私達は常に心に留めておかなくちゃいけないなというふうに思っています。