いわきは攻めの姿勢貫くも…
チケットは完売!会場に駆けつけた観客は4801人です。
いわきサポーター「いわきFC!」
清水サポーター「清水エスパルス!」
前回のリベンジとなるか。17位のいわきFCは、去年のW杯で活躍したキーパーの権田修一選手や元日本代表の乾貴士選手擁する2位の清水エスパルスと対戦。試合が動いたのは前半11分、いわきは守備の隙を突かれ、早々に先制を許してしまいます。
さらに前半30分、今度は元日本代表の乾選手。中盤でスルーし、そのまま空いたスペースへと一気に駆け上がり、キーパー高木和選手をかわし、ゴール前手薄へクロス!このこぼれ球を押し込まれ失点。
乾選手のすばらしい動きにいわきの守備陣が意表を突かれ、代表レベルの高さをまざまざと見せつけられます。
ただ、いわきも前半終了間際、有田からのクロスに谷村のシュート!谷村の技ありのゴールでいわきが1点を返し、一矢報います。その後、いわきは失点を重ねるものの怯むことなく攻めの姿勢を貫きますが、結果は1対7の大敗。アウェーのリベンジとはならず、再び格の違いをみせつけられたと言わざるを得ない結果となりました。
いわきFC・谷村海那選手「もうただただ完敗です。1つのミスでゴールに繋げられる、その質の高さが自分たちとは違うなと感じました」
いわきFC・田村雄三監督「最後まで観に来てくれたお客さんのために選手たちはしっかりファイティングポーズをとってくれましたし、そういう選手を誇らしく思います」
清水エスパルス・乾貴士選手「震災のときもJリーグでやっていましたし、何か助けられるなら助けたいなという気持ちはあるので、まだまだこれからこのチーム(いわきFC)も強くなっていくと思うので頑張ってほしいなと思います」
順位は変わらず22チーム中、17位のままです。また、降格圏21位の大宮との勝ち点差はわずか5。今シーズン残り3試合、残留に向けて気の抜けない戦いが続きます。
