■米男子ゴルフツアー・ZOZOチャンピオンシップ 最終日(22日、千葉・日本アコーディア・ゴルフ 習志野CC、7079ヤード・パー70)

アジアで開催される唯一のPGAツアー、ZOZOチャンピオンシップの最終日、トップと5打差、4アンダーの8位タイでスタートした石川遼(32、カシオ)は最終日、8バーディ3ボギー1ダブルボギーでトータル7アンダーの4位タイだった。

トップと5打差でスタートした石川は4番までパーと我慢のゴルフが続いた。5番パー3でティーショットでピンそばに寄せるとこの日初バーディを奪った。続く6番もバーディとスコアを伸ばしていった。

8番でもセカンドショットをピンそば約6センチにつけて3つ目のバーディ、この時点でトップと2打差の4位に上がった。しかし、9番パー4でティーショットを林に入れると3打目はサブグリーの横からのアプローチは距離が合わず、バンカーへ入れこのホールをボギー。

10番でバーディを奪ったが11番でボギー、さらに12番ではダブルボギーと2ホールで3打落としてしまった。

それでも14番608ヤードのパー5でバーディを奪うと、15番パー4でもセカンドショットで2オンに成功、約2.5mのパットを読み切り2連続バーディ。ガッツポーズを見せた。さらに16番パー3では左に隅に切られたピンだったが石川は左隅にオン。約15mのバーディパットを沈め、3連続バーディと一気にスコアを戻した。

18番パー5ではセカンドショットをギャラリーの中に打ち込んでしまったが、アプローチで見事なリカバリーを見せた。最後もラインをしっかり読み切りバーディフィニッシュ。石川は8バーディ3ボギー1ダブルボギーで最終日は「67」で回り、トータル7アンダーの4位タイだった。

このツアーで石川に加え、久常、平田はトップ10に入ったため、2週後にメキシコで開催される「ワールドワイド・テクノロジー選手権」への出場権を獲得した。


【ZOZOチャンピオンシップ最終日結果】
優勝 C.モリカワ(アメリカ)-14
2位  B.ボスラー -8
   E.コール
4位 石川遼 -7
   R.シェルトン
6位タイ 久常涼 -6
   平田憲聖 他2人
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12位タイ 小平智 -4
51位タイ 松山英樹 +5