10月19日(木)、熊本市教育委員会が発表した、教員の不適切な指導についてです。

では、いったい、何があったのか?

その内容は・・・「小学校高学年の集団宿泊の行事で、施設の『トイレの床に尿が漏れていた』ことから、『教員が児童に雑巾を使って掃除するように指示』をした」というもの。

その結果、児童が保護者に対して「気持ち悪かった」などと話し、熊本市体罰等審議会は「精神的苦痛を与える行為」にあたると認定しました。

また、熊本市教育委員会は「素手ではなくゴム手袋などの配慮が必要」としました。

では、この判断を市民はどのように感じたのでしょうか?

市民の声

【不適切】一児の母(30代)「え?ありえるんですかこんなの。子どもたちだけでやらせるのは違うと思います」

【不適切】中学生「不衛生というのはやっぱありますよね。雑巾ではなくモップがけとかそういうのがいいのではと思います」

不適切】二児の父(50代)「掃除をするっていうのは教育上とてもいいことなので、それはいいですけど。素手というのは、やっぱりどうなのかなというところですよね」

【不適切ではない】中学生「誰かがやらないといけないことではあるので、衛生面は手も洗うので大丈夫なのかなと」

街の人に聞くと、多くの人が「不適切」との答えでした。

多かった意見が「衛生面」についてです。

【不適切】一児の母 30代「他の人の尿ですよね?感染とかの面で心配。先生がやってくれれば一番安全かなと思いますね」

糸永有希アナウンサー「確かに衛生面への配慮というのはあってもよかったのかなと思いますけど、トイレは常日頃からきれいに清潔さを保たれているのは、自動的なわけでは無くて、誰かの心がけであったり、誰かの作業があったりするわけですから、こういった思いやりの気持ちをたぶん先生方も育んでもらいたいという思いからだったのかなというふうには推測するんですけどね」

田名網駿一アナウンサー「ぼくが児童だったらどう思うかなと思ったのが、『ちょっと納得できない、なんでぼくなのかな』という思いもあったのかなと言う気もちょっとしました」

みなさんは、どうお考えになられるでしょうか。