サントリーホールディングスの新浪社長は、来年の春闘でベースアップを含めて、今年と同等の7%の賃上げをする方針を明らかにしました。

サントリーHD 新浪剛史 社長
「大企業として(賃金の)レベルを上げていかないと、良い人材が集まって来ないという時代になった」

サントリーの新浪社長はこのように話したうえで、来年の春闘で基本給を一律で底上げするベースアップを含めて、今年賃上げした分と同等の月収ベースで7%程度の賃上げを検討していると明らかにしました。

また、経済同友会の代表幹事も務める新浪氏は、来年の春闘に向けて「連合」が求める5%以上の賃上げについては、「適当な数字である」と述べています。