そなえ館には震度6強の揺れを体験できるシミュレーターもあります。

吉田理彩アナウンサー
「最初は大きな揺れではないのかなと思ったが、急に大きな揺れが押し寄せて身体が持っていかれるくらい、しっかり持っていないと危険だなと思いました」
そなえ館 日岡求施設長
「本震が5時56分に発生。また数分後に2回目の震度6強が。3時間のうち震度5弱以上が10回以上来ていますので。それが中越地震の特徴になっています」
地震後1か月間で震度6強と6弱がそれぞれ2回、震度5強は8回、震度5弱は5回ありました。

そなえ館 日岡求施設長
「ずっと揺れていた感覚。避難しようと思っても怖くて逃げられなかったり、実際に揺れて逃げられなかったりというような人も非常に多かったです」
このような大きな揺れに襲われた場合、命を守るためにはどうすればよいのでしょうか?
そなえ館 日岡求施設長
「6強以上になってくると、よく避難訓練等で机・テーブルの下に入って脚をしっかり持ってというふうに避難訓練はしていると思うんですけれども、それがほとんど役に立たなくなってしまいます」

このように手を組んで頭部を保護しながら丸くなり、肘は床につけます。ぜひ覚えておいてください。