2020年度の県民所得について、内閣府のまとめで山形県が東北では1位だったことがわかりました。
「一人当たり県民所得」は、企業の利潤なども含んだ県民経済全体の水準を表す指標です。
2020年度の山形県の一人当たり県民所得は284万3000円で前年度比で3.0%減少し、2年ぶりの減少となりましたが、内閣府がまとめた全国の順位では過去最高となる20位で東北では1位だったということです。
これについて山形県の吉村知事は、「令和2年度(2020年度)は、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた年であり、県も市町村と連携し、無利子・無保証料融資制度や公共事業など各般の対応を機動的に実施したところですが、この厳しい状況においても県民の皆様、県内事業者の皆様が、堅実に経済活動に取り組まれた成果だと考えております」とコメントしています。