▽突然立ち上がって部屋から出ようとする
▽興奮して窓を開けてベランダに出て飛び降りようとする
▽人に襲われる感覚を覚え、外に走り出す
▽自宅から出て外を歩いていて話しかけても反応しない
▽突然笑いだし階段を駆け上がろうとする
また、厚労省が過去に行った患者家族への調査によると、こんなケースも…
▽夜間に母親を包丁を持って襲おうとした
▽居るはずがない家族や友人などがいると言う
▽『~でございます』といった敬語を使う
▽奇声をあげたり、おかしな歌のうたい方をする
▽自分の指を『ハムだ』と言いかじる
なぜ、こうした異常行動が起きるのでしょうか。
おおの小児科・内科医院 大野光洋 院長
「インフルエンザウイルスは中枢神経に対する親和性が高いと言われていて、他のウイルスよりも頭に悪さをして、けいれんを起こしたり、異常言動を起こしたり、急性脳症などを起こす可能性が他のウイルスよりも少し高いと言われています。
年代としてはやはり中学生以下が多いですけど、特に幼稚園児や小学生でみられます」