それは『畳製作技能検定1級の受験』

畳製作技能検定とは、畳作りの技術や歴史的知識などを認定する国家資格。

1級は、制限時間5時間以内に大小2枚の畳を手縫いによって仕上げなければいけません。

畳職人にとって1級技能士になることは、一流の職人としての看板を背負うことになるのです。

実は将迅さん、合格すると23歳8か月での合格。これは畳業界において国内最年少の記録になります。

合格を目指し、1級技能士の先輩である父・登喜夫さんや兄・誠道さんとともに練習を重ねてきました。

登喜男さん:包丁を近くに置いたらケガするぞ。
将迅さん:普段はこっちだよ
誠道さん:普段からそうしないと!それも試験で見られるよ。
登喜男さん:慌てて自分の親指を切るぞ。

将迅さん:
父親は分からないことを質問したら、すぐに答えてくれる職人の先生。兄は、兄弟ではあるが、お互いに切磋琢磨しあえる良いライバル。