木原防衛大臣はオーストラリアのマールズ国防大臣と会談し、両国の防衛協力の実効性を高めていくいことで一致したほか、アメリカを含めた3か国での協力を進めていくことの重要性も確認しました。

木原防衛大臣
「私達が目指す目標は、地域の緊急事態においても日本とオーストラリアがしっかりと連携できるよう、防衛協力の実効性を高めることであります」

日豪両国の間では、今年8月に自衛隊とオーストラリア軍の相互往来をスムーズにする『円滑化協定=RAA』が発効され、防衛協力を深化させています。

きょうの会談では、両国の共同訓練の実施などで防衛協力の実効性を高めていくことで一致したほか、互いの同盟国であるアメリカを含めた3か国での協力を進める重要性も確認しました。

また、木原大臣はウクライナのウメロフ国防大臣ともテレビ会談を行ったと発表し、「自衛隊の装備品の提供やウクライナ負傷兵の受け入れなど、引き続き可能な限り支援を行っていく旨を伝達した」と明らかにしました。