全国高校ラグビー大会の宮城県予選・準決勝が19日行われ、花園を目指す2校が決まりました。
準決勝の第一試合は、仙台育英対利府の対決青いジャージー利府が育英を相手に健闘します。前半14分2点追う利府はパスで繋ぎゴールラインに迫ると、最後は瀬川優斗がねじ込み逆転のトライ。予選大会27連覇中の育英からリードを奪います。
更にプレッシャーをかける利府。トライの5分後にはペナルティーゴールも成功させリードを広げます。その後、12対11と育英が再びリードします。
それでも食い下がる利府は前半24分。キャプテン佐藤が縦に突っ込むと、再び逆転に成功した利府。

しかし、後半に入ると仙台育英が立て続けにトライを決めていきます。一時は主導権を握り3本のトライを決めた利府でしたが、最後は力尽き敗退。仙台育英が30回目の花園出場を目指し決勝進出決めました。


準決勝もうひと試合は去年の準優勝校・佐沼と第3シード仙台三高の顔合わせ。
両チーム無得点のまま迎えた前半25分、佐沼が左サイドでパスを繋ぐと最後は2年生・米島が持ち込みトライ。
コンバージョンも決まり7点を先制します。対するは三高はその4分後、こちらも2年生・上田が左サイドを駆け上がりそのままトライ。すぐに点差を縮めます。

するとエンドが変わった後半3分、佐沼が再び反撃。限られたチャンスを生かしリードを広げた佐沼。しぶとく粘りのラグビーでロースコアの戦いを制し2年連続の決勝進出です。

決勝戦は仙台育英と佐沼の対戦に決まりました。














