韓国では凶悪事件が相次いでいて、警察装備の開発が急がれています。連射できる電子衝撃銃など、驚きの進化を遂げた最新の装備が披露されました。
警察
「刃物を下ろせ!下ろせ!」
凶悪事件が相次ぐ韓国。8月には、14人が死傷する通り魔事件が起きました。
犯罪から市民を守る警察装備が今、驚きの進化を遂げています。
記者
「最新の警察装備などを集めた見本市が行われています」
強度が披露されていた、こちらの盾。小さいのには訳があって…
運転席の横にすっぽりはまり、現場にすぐに持って行けます。使う時にはボタン一つで拡大。同時に強いライトがつきます。
警察庁科学技術開発課 イ·ジェファン係長
「このライトは現場のアイデアで開発された機能であり、犯人の視野を瞬間的に無力化させる機能です」
現場の警察官のアイデアが活用された製品も多く、こちらの警光灯はリフト式。ディスプレイにはタブレットで打ち込んだ文字を表示できます。さらに…
記者
「ここにはカメラが付いていて、ナンバーから盗難車や逃走中の車を見つけます」
こうした韓国生まれの警察装備「K装備」は海外からも注目を集めています。
ナイジェリア警察
「モダンで科学的に作られている。とてもいい」
オーストラリア警察
「強力な装備がある。テクノロジーを駆使して市民を守る装備は魅力的だ」
そんな中、韓国警察が現在、使用に向けたテストを行っている、ある画期的な製品があると聞き、開発する会社を訪ねました。
そこにあったのがこちら。電気ショックを与える銃です。
韓国警察でも使われてきましたが、これまでの警察装備は1発ずつしか撃てませんでした。そこで開発されたのが…
記者
「実はこれ、3発撃つことができるんです」
なんと、リボルバー式で3連射。でもなぜ3発なのか?
インフォス キム・ボムジン代表
「1発で制圧できなかった時、次をすぐに撃って制圧できます。4発になってしまうと製品が大きくなりすぎます。そこで私たちは3連発の製品を開発することになったのです」
レーザーによる誘導があるため、初めて使った記者でもほぼ狙い通りに。
充電して何度も使え、価格は従来装備の4分1程度とコスパの良さも魅力です。
政府はK装備の海外輸出を進めていて、韓国の新たな収入源になるかもしれません
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