”ゼロゼロ融資”の借換制度『伴走支援特別保証制度』
十八親和銀行 営業推進部 嵩下充康 部長:
「ゼロゼロ融資の借換制度である『伴走支援特別保証制度』というのがございます。また『積極的な資金繰りの支援』を行ってきたという状況です。
幸いにしてというか──そのような取り組みが功を奏しまして、現在では、お客様の資金繰りも比較的安定し、大幅な倒産件数の増加というところには至ってないのかなと思っております」

【住】現時点でゼロゼロ融資が原因となった倒産は増えていないということは、ほっとするところではありますね。
【平】そうですね。ただし、一つ押さえておかなければならないのは『ゼロゼロ融資』は、融資を受けた当初の無利子期間は 都道府県が “利子”を支払っており、返済できなかった場合の“担保や保証金”は、最終的には国が信用保証協会に責任をもちますので、私たちの税金が利用されるということになります。
【住】長崎県内では、現時点で、大きな倒産はないということですが、今後の見通しはいかがでしょうか?
【平】東京商工リサーチでは、このところの物価高などで、どの業界でも倒産・廃業が起こりうると指摘します。