◆13年ぶりに物価2%上昇 年内は続くか
今年に入り連日のように発表される食品の値上げ。総務省が発表した今年5月の全国の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた指数が去年5月より2.1%上昇しました。

先月は消費税の増税時を除くとおよそ13年ぶりの2%超えとなりましたが、今月も同じペースで上昇しました。原油価格の高騰を背景に電気代が18.6%都市ガス代が22.3%上昇。食用油や小麦粉の高騰、円安の影響で食料は2.7%上昇しました。上昇幅は7年2か月ぶりの大きさです。
また、中国・上海のロックダウンの影響で品不足となっているエアコンなどの価格も上昇していて民間のエコノミストの予測では2%を超える物価上昇が年内は続くとの見方が大勢です

元経済産業省官僚・石川和男氏「減税って法律だからやろうと思えばできる。上げるときに大変という理屈で減税ができないのだったら消費減税だってできないし、ガソリン税の減税だって何だってできないでしょ。不景気なのに財政の論理がまかり通っているのが僕は政治が弱いなと」