子どもたちに土砂災害の危険を学んで適切な避難行動につなげてもうおうと、18日、岩手県田野畑村の小学校で出前講座が行われました。

岩手県の沿岸広域振興局主催の出前講座が行われたのは田野畑小学校で、4年生22人が参加しました。
教室では模型を使って土砂災害が発生した際に被害を軽減する砂防堰堤の役割などを学びました。
続いて児童たちは2019年の台風19号の被害を受けて今年度田野畑村の和野地区に整備された砂防堰堤を見学しました。
児童は25メートルプール2杯分の土砂が貯められるなど、県の担当者の説明を真剣に聞いていました。

(児童)
「土砂災害が起こったりそういうサインみたいな前触れがあったらすぐ逃げようと思いました」

児童たちは出前講座を通して土砂災害に対処する知識や避難行動を学んでいました。