県外で活躍する青森県民を紹介するターニングポイント。人生の転機となったそのとき、どのような思いや決意があったのでしょうか。今回のストーリーは五所川原市出身 ソプラノ・三村英利子のターニングポイント。

ソプラノとしてお店や様々な場所で歌を披露したり、個人レッスンを行ったり、
飲食店経営もしている。

6歳でピアノと向き合い音楽の道へ

三村は兄と弟に挟まれて、とにかく負けず嫌いな子供だった。音楽好きだった両親に習わされたピアノもうまくなるために努力をした。それが現在の道へと繋がっていく。

三村
「5歳ぐらいの頃本当にピアノが弾けなくて、でも何かきっかけを作ってからはすごく上達して。6歳ぐらいの頃ですね、朝4時ぐらいに起きて、雪が深かったので多分文句も出なかったんですよ。毎日朝、練習してました」

ピアノのため、指を痛める可能性のあるスポーツは禁止されていたほど、母親は英才教育を施した。

三村
「ピアノをやるということに関しては厳しかったですね。朝1時間練習しないと
朝ご飯を作ってくれないとか」