茨城県東海村の東海第二原発で建設中の防潮堤に施工不良が見つかったと日本原子力発電が明らかにしました。
施工不良が見つかったのは、東海第二原発で津波対策のために現在建設が進められている防潮堤の基礎部分の柱です。
日本原電によりますと、今年6月、柱の内側部分の掘削作業を進めていたところ、すでに建設が完了していた柱の壁部分のコンクリートから鉄筋が露出している場所があることがわかったということです。このような場所は地下10メートルから地下46メートルの間に複数か所あり、鉄筋が歪んでいる箇所も確認されたということです。
日本原電は現在、防潮堤の建設作業を中断し、もう1本ある柱の状況を確認しているということです。
日本原電は、再稼働に向けて来年9月までに防潮堤の建設を含めた安全対策工事を完了する計画としていますが、今回の工事中断の影響については「今後精査する」としています。
原子力規制庁は「申請に則った建設がされているか、今後の検査でしっかりと確認していく」としています。
注目の記事
「あの日までのお母さんも死んだ」“たった15分の横着”が奪った夫と日常 1枚800kgの鉄板落下事故 被害者家族が訴え「被害者にも加害者にもさせないために」


乳房再建は “形” でなく “生き方” 取り戻す治療…富山大学で進む乳房再建の最前線

祖母を殺された小学4年生は今・・・「事件が私の人生を変えた」 山口県連続殺人放火事件から12年 被害者遺族が事件を振り返る

ドリフト?公園を暴走し荒らしたのは白のRV車 今も公園は痛々しいまま…一時の快楽で逮捕された男の行為 泥には証拠となるタイヤの痕 町は損害賠償請求も視野(山形・山辺町)

19歳で書店をオープンさせた大学生 置いてあるのはほぼ“学習参考書” 開店費用は300万円 給料ナシ 夜は塾の先生に

毒をもつ美しいチョウ「アサギマダラ」は「鬼滅の刃」のあのキャラクターそっくり?
