東北文教大学山形城北高校「女王の座は絶対に譲らない。都大路行くぞ!」

去年は区間賞を独占する走りで、2年ぶり30回目の栄冠に輝いた山形城北。

3年生が主体だった去年とはがらりと変わり、今年は1年生中心のチームとなっています。

東北文教大学山形城北・吉田 進 監督:「経験値がない分だけちょっと怖いが、ただ、わからないというところでの強さもあると思う」

7月、8月に月山合宿を行い、山道を1日20キロ走り込むなど、厳しいトレーニングを重ねてきました。
今年のチームの「PickUpRunner!」

1年生の荒木結心。

県高校新人陸上の3000メートルで1位となるなど、現在、絶好調です。
荒木のたすきを見ると・・・「奮励努力」の文字。
自分の思いを書いたそうです。

東北文教大学山形城北・荒木 結心 選手(1):「練習からひたむきに努力して、大会で絶対にいい結果を出せるようにという気持ちでこのたすきにしました。しっかりがんばろうという気持ちになる」

もう一人の注目も1年生、廣田菜々美。
県高校総体の3000メートルでは2位!波に乗っています。

勝負強さが持ち味という廣田のたすきには、「力戦奮闘」。

東北文教大学山形城北・廣田菜々美 選手(1年):「どんな展開になっても力強く自分らしい走りをしたいという思いを込めて力戦奮闘にしました」

選手全員、自分の思いや支える人からの激励が書かれたたすきを身につけて走るのが、山形城北の伝統です。

唯一、去年の都大路を経験している3年生キャプテン、小松めい。

県高校総体の3000メートルを制した、チームの大黒柱。
小松は、後輩たちに伝えたいことがあります。

東北文教大学山形城北・小松めい キャプテン(3年):「都大路は走るだけで満足じゃなくて今年は戦えるようにがんばります。今年も絶対勝ちます」

目指すは都大路のみ。

山形城北、今年も目標は揺るぎません。

「感謝の気持ちを一本のたすきに込めて。女王の座は絶対に譲らない。都大路行くぞ!」