――『政府は元信者や二世の話だけでなく、現役信者の話も聞くべき』という教団の主張について
「ぼくも何回も教会に行ったんですよ。現役の信者の話を僕も聞こうと何回もしてます。ただ彼らは逃げる一方です。だからあくまでもテレビで言っているだけであって実際僕が会いに行って、政府が会いに行ったとしても現役の信者はお話しないんじゃないでしょうかね。自分の意見というのは現役信者からは出てこないと僕は思ってます。ほんとにいままで高知の教団にも何回も何回もアプローチも行きました。逃げられました。あれがもうほんとの彼らの正体です」
――『トラブルになったのは献金のみで、宗教の目的から外れているとは言えない』と主張していたが
「命を亡くされた方、海外で命を亡くされた方、そういうものも僕には連絡が入っています。とりあえず聞いて、寄り添ってあげることしかないです、僕には。やっぱり被害者がいるんだから、会見する前に謝罪をしてほしいと僕は思ってます。謝罪、そして賠償責任を負って、そこから初めて会見すればいいし家庭連合(旧統一教会)のやっていることは常識から外れてると僕は思ってます。」
橋田さんは、教団側がこのタイミングで会見をしたことについて、『解散命令を先延ばしにし、資産隠しをするため』だと考えていて、国に、被害を訴える人の立場に立った対策をしてほしいとしています。
「財産保全について国を挙げてやってもらいたい。ここまで僕たちが被害をはっきり言って、訴えてきた。国も被害者の方を向いて脱会する人の受け皿、財産保全という法律もつくっていただきたいと僕は思ってます。ましてや信者がこれから脱会してくると思いますので心のケアまで入ってもらいたいというのが希望です」
東京地裁は今後、非公開の審理で双方の主張を聞いたうえで決定を下します。














