バレーボール男子日本代表の髙橋藍(22、日本体育大)と男子バスケットボール日本代表の河村勇輝(22、横浜ビー・コルセアーズ)が対談。共にパリ五輪出場を決めたプライベートでも仲の良い、同い年の2人が意外な趣味を暴露し、私生活を語り尽くした。
2001年はアスリート黄金世代
バレーボール男子日本代表はパリ五輪予選/ワールドカップ(9月30日~10月8日、プールB)で上位2チームに与えられるパリ五輪出場権を獲得。男子バスケットボールはワールドカップ(8月25日~9月10日)で最終19位となり、48年ぶりに自力での五輪出場を決めた。
河村勇輝選手:パリ五輪出場おめでとうございます。
髙橋藍選手:ありがとうございます(笑)いやおめでとう。(僕たちの)接点は、最初SNSでつながって、同い年で・・・「切磋琢磨してやっていこう、お互い刺激受けていこう」みたいな(笑)あのとき俺がイタリアにいてすぐには会えなくて。たまたまその半年後ぐらいにトレーニングセンターで会ったのが始まりです。やっぱり同い年だから話も合うし、いろんなことを話せるし、前もご飯行ったもんね。
河村選手:たまたま時間があって一緒にご飯食べて、プライベートの話とか競技の話もしたり、いろんなことを話しましたね。
Q.(お互いのことを)なんて呼んでいる?
髙橋選手:勇輝です(笑)
河村選手:藍です(笑)
髙橋選手:最初なんでもいいとか言って、「ちびでもいいわ」とか言われて(笑)
Q.どんな話をする?
髙橋選手:もちろんスポーツの話もするし、本当にプライベートな日常的な会話とかしたりとか・・・幅広く大学生がするみたいな話をしてます。
Q.2人と同世代の他競技の選手には、久保建英(サッカー)、佐々木朗希(野球)、橋本大輝(体操)、中村輪夢(BMX)、四十住さくら(スケートボード)、岩渕麗楽(スノーボード)、Shigekix(ブレイキン)、三浦龍司(陸上)、本多灯(水泳)、笹生優花(ゴルフ)。この中で交流がある人はいる?
河村選手:佐々木選手とは1回対談させてもらったぐらいですかね・・・接点はないですね。
髙橋選手:なかなかないよね。こんなにいると思ってなかった。
Q.2001年生まれは何世代?
河村選手:でもやっぱり・・・髙橋世代か久保世代か佐々木世代。
髙橋選手:か、河村世代。
河村選手:いやいやいや(笑)誰世代かはわからないですけど、皆さんすごいんじゃないですか。
髙橋選手:すごいと思います。
Q.結構スポーツは見る?
髙橋選手:僕、サッカーが結構好きで、海外のサッカーの試合とか見るんですよね。だから久保選手はよく見たりしますね。
Q.他の競技を見て影響を受けたりした?
髙橋選手:それこそ僕は河村勇輝でしょ(笑)
河村選手:(笑)お世辞?お世辞だ本当に。
髙橋選手:いやもうすごかったですね、やっぱりチームを勝たせたというか、もう五輪の切符をとったのは、河村選手のおかげでもあると思うんで。フィンランド戦(8月27日、98-88で日本が勝利)を見ましたけど、最後の覚醒というか「何してもうまくいくやん、決まるやん」みたいな感じだったんで、ここで力を持ってくるのはすごいなって。
※8月27日のフィンランド戦で河村は、巧みなドリブルからのレイアップシュートやスリーポイントシュートを連発するなど、この試合25得点の活躍。最大18点差からの日本の逆転勝利に貢献した。
Q.決まった時に高橋選手がメッセージを送った?
髙橋選手:“歴史的快挙”って言われるすごさがやっぱりすごいなと思って。もちろんバレーボールもなかなか世界に対して勝てないっていう時期があったっていうのを知ってるからこそ、余計に勝った嬉しさという思いで送ったね。
河村選手:送っていただきましたメッセージ。
Q.返事はなんと?
河村選手:「ありがとう」って。
髙橋選手:すぐ返って来なかったです(笑)忙しかったので(笑)
Q.河村選手は髙橋選手から刺激を受けました?
河村選手:ネーションズリーグ(6~7月)の活躍だったりとか、パリ五輪予選でもバック(ノールック)で点を取るような、逆に素人から見てもすごいようなプレーをされてたんで、すごかったですね。
※9月30日のフィンランド戦で髙橋は、ネットからやや離れたトスを相手側へ顔を向けずにトリッキーな〝ノールックアタック〟で得点。日本は、フルセットの末3-2で勝利した。














